2017.12.27 Wed
型崩れさせないクローゼットの収納術(バッグ・帽子・靴)

場所をとるバッグや帽子、靴などの小物は、収納が難しいもの。せっかくたくさん揃えていても、クローゼットのスキマや引き出しにつっこんでしまい、いざ使いたいときに型崩れしていた……なんて人、私だけではないはずです。
美的収納プランナー 草間雅子さん、上手な小物の収納術を教えてください!
バッグは毎日のお手入れでキレイをキープ
バッグをしまう際に大切なのは、中身をひとつ残らず取り出すこと。ヘアピンや飴、ティッシュの切れ端といったちょっとした物でも、長くしまっている間に変形や内部の汚れの原因になることがあります。
「日々の簡単なお手入れで、結局は最終的な手間が省ける」と草間さん。日常使いのバッグもできるだけ毎日中身を出して、さっと拭くのがおすすめです。
収納時、たたんだ衣類を入れてバッグの型崩れを防ぐ
収納時には、型崩れを防ぐためにたたんだ衣類を入れるのがコツ。ストールやキャミソールなど、シワになってもよいものを選びましょう。衣類はあれば不織布の布、なければビニール袋に入れておきます。
さらに、バッグの上から不織布などのカバーをかけておけば、収納時の日焼けやほこりも防げます。
帽子も衣類を詰めて、3つぐらいまで重ねて収納
放っておくとすぐに形が崩れしてしまう帽子にも、シワになってもよい衣類を詰めておきます。
箱に入れたままでは場所をとるので、3つくらいまでなら直接重ねてもOK。一番下の帽子にだけ衣類を詰めたら、頭のラインをしっかり合わせて軽く積み上げていきましょう。スペースに余裕があるならひとつずつ、飾り棚のように並べておくのがベストです。
シューズクローゼットは棚板ごとに似た形のアイテムを
重ねるわけにも、たたむわけにもいかない靴は手強い相手。まずは手持ちの靴を、大きさやヒールの高さで分類します。
草間さんいわく「似た形のアイテムを集めると、無駄なスペースが生まれない」とのこと。ブーツは4段、パンプスは2段、フラットシューズは1段などと棚板の位置を調整して、スキマなく並べていくのがポイントです。
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