2020.03.13 Fri

ドラム式洗濯乾燥機の性能をキープ!フィルター・排水口の掃除法

衣類の汚れを落とすだけでなく、衣類乾燥も行うドラム式洗濯乾燥機には、衣類から出た糸くずが溜まりやすく、洗濯槽の汚れや湿気を放置すると黒カビが発生しやすくなります。“汚れやゴミが溜まる前に掃除する”ことを心がけ、クリーンで稼働効率のよい状態をキープしましょう。

事前にお手入れの
注意点をチェック!

ドラム式洗濯乾燥機はどのようにお手入れをしたら良いのでしょうか。掃除が必要な場所と掃除の頻度、具体的な方法をパナソニックで洗濯機のマーケティングを担当している堀田亜希子さんに教えてもらいました。
ドラム式洗濯乾燥機をお手入れする前に必ずチェックしておきたいのが、機種によって異なる掃除方法。「ご家庭のドラム式洗濯乾燥機の取り扱い説明書をお手元に用意し、メーカーが推奨しているケア方法や注意点を確認しながら掃除をしてください」

使うたびにお手入れ

1.洗濯槽の自動洗浄

洗濯槽の表面に目に見える汚れがないと、清潔だと思いがちですが、外側には汚れが付着したり、黒カビが発生したりしている場合も。「洗濯槽汚れのケアは、どのメーカーも力を入れている部分です。お使いのドラム式洗濯乾燥機に搭載されている、洗濯槽のお手入れ機能を活用しましょう。パナソニック製品の場合は、洗濯のたびに自動で洗濯槽を洗浄してくれる機能があるので、設定をONにしておきましょう。ほかにも、上位機種には、洗濯終了後に自動で行う、ナノイーXを放出して黒カビ発生をおさえる『ナノイー槽クリーン』が搭載されています」

2.乾燥フィルターを拭き取る

ドラム式洗濯乾燥機の乾燥フィルターは、衣類を乾燥させる際に出た糸くずや細かい繊維が溜まるので、乾燥機能を使用する度に開けて、付着したわた状のゴミを絞ったタオルなどで拭き取ります。「溜まったゴミを放置しておくと乾燥フィルターが目詰まりを起こし、衣類乾燥に時間がかかったり、乾燥ムラの原因になったりします。目詰まりしている場合は、ぬるま湯で指の腹などでこすり洗いをして汚れを落とし、よく乾かしてから戻してください」

週に1度のお手入れ

排水フィルターのゴミを取る

ドラム式洗濯乾燥機の排水フィルターには、排水時に出たゴミが溜まります。「週に1回を目安に定期的な掃除を行いましょう。掃除を怠ると、排水フィルターが目詰まりし、水の流れが悪くなります。掃除をする際には、『脱水』運転をして、ドラム式洗濯乾燥機内の水を抜きます。排水フィルターの下に洗面器などの水受け容器を置き、ゆっくりと排水フィルターを引き出しましょう」

洗面器やバケツに水を張り、掃除用のミニブラシなどを使って、付着した汚れを水洗いします。「パナソニック製ドラム式洗濯乾燥機の排水フィルターはクシ歯の形状になっているので、ゴミがからみにくく、取り除きやすいのが特徴です。排水フィルターの形状に合わせて、ブラシやスポンジなど使いやすい掃除アイテムで汚れを落としましょう」

月に1度のお手入れ

洗濯槽の黒カビ洗浄抑制

日常のお手入れに加えて、月に1回のペースで黒カビ対策の洗濯槽ケアを行います。「パナソニック製の最新ドラム式洗濯乾燥機の場合は、温水でスチームを発生させて黒カビを抑制する『約60℃槽カビクリーンコース』による洗浄剤不要のケアがあります。この機能を搭載していないモデルでは、衣類用の塩素系漂白剤を使用して行う『約30℃槽洗浄/樽洗浄コース』の運転を推奨しています。洗濯槽の外側にはどうしても黒カビが発生しやすく、万が一発生すると衣類に黒カビが付着してしまう可能性があるので、定期的な黒カビ対策をおすすめします」

3カ月に1度のお手入れ

自動投入タンクと経路の洗浄

ドラム式洗濯乾燥機の自動投入経路の詰まりを防ぐために、自動投入タンクと経路の洗浄を行います。「3カ月に一度のペースのケア以外にも、洗剤や柔軟剤の種類を変えるときや、長期旅行などにより1ヵ月ほど洗濯機を使用しなかった場合にも、洗浄をしてください」。
まず、自動投入タンクを取り出し、40℃くらいのぬるま湯で、ヌメリがなくなるまで洗い流します。

自動投入タンクを洗う際には、同時に経路の洗浄も行います。「パナソニック製ドラム式洗濯乾燥機の場合は、タンクに約40℃のお湯を入れ、『自動投入お手入れ』運転を行うことで、経路の洗浄ができます。各メーカーの経路洗浄方法を確認して対応しましょう」

半年に1度のお手入れ

排水パイプのつまり予防

汚水が流れる排水口の中は、ヌメリが発生しやすくなります。また、ゴミがたまっていることで、水の流れが悪くなることもあります。ドラム式洗濯乾燥機の排水ホースをはずしたら排水パイプに、ボトルから直接塩素系の排水パイプ用洗浄剤※をかけて掃除します。洗剤の使用方法を確認し、容量と放置時間を守るようにしてください。

洗濯パンのある洗濯機の場合は、排水口のパーツをすべてとりはずして汚れやヌメリを洗い流します。排水パイプだけでなく、取り外したパーツの洗浄にも排水パイプ用洗浄剤※を使いましょう。
ドラム式洗濯乾燥機の洗濯槽に黒カビが発生してしまうと、衣類の洗濯時に黒カビや臭いが付着する可能性があります。定期的なメンテナンスでドラム式洗濯乾燥機の汚れや黒カビを抑制し、稼働効率をキープするケアを心がけましょう。

※塩素系の排水パイプ用洗浄剤を使用する際は、炊事用手袋・眼鏡等を着用し、換気をしましょう。

撮影製品:「ななめドラム洗濯乾燥機NA-VX900A」

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<プロフィール>
堀田亜希子さん
パナソニック株式会社
コンシューマーマーケティングジャパン本部所属。ドラム式洗濯乾燥機の国内マーケティング全般を担当。開発部門との各種調整をはじめ、日々、生活者の動向把握に努め、商品の特長/魅力を販売店やお客様に伝える活動をしている。

写真:

小山志麻

ライター: