2020.07.10 Fri

花を長持ちさせる方法 花瓶選び・生け方から水換えの方法まで

自粛生活で自宅で過ごす時間が増え、花を飾ってみようと思った人も少なくないのでは? そこで、花瓶の選び方から上手な生け方、花を長持ちさせるお手入れ方法まで、花のある暮らしをより楽しむための方法を紹介します。

花のある暮らしで
家時間が豊かになる

長引く自粛生活の中で、片付けや模様替えに目を向けた人は多いのではないでしょうか。空間が整うと、今度は花を飾ってみたくなりますよね。東京・世田谷にあるフラワーショップ「花子」をご夫婦で営む黒沼えいこさんに花のある暮らしの魅力について伺いました。
「ふと花瓶に生けた花を眺めるだけで心が落ち着き、元気が出ます。忙しい日々の中でも、暮らしの中で季節を感じることができると、気持ちに余裕が生まれます。そんなふうに、庭先の花を一輪切って飾るだけでも食卓が華やぎ心が潤うのが、花を飾る魅力です」

初心者が押さえておきたい
花瓶の選び方と生け方

◆最初は口がすぼまった小さめの花瓶がオススメ

まずは花瓶選びから始めましょう。初心者にオススメなのは、口がすぼまった小さめの花瓶です。
「口がキュッとすぼまっていると、お花がまとまりやすく形が崩れにくいので、初心者でも簡単に美しく飾れます。駅前のお花屋さんの店先に置いてあるような買いやすくリーズナブルなミニブーケの可愛さをキープしてくれる形です。写真のように下がぽってりしたタイプは安定感があるので、枝や輪の大きめな花を一輪挿してもバランスよく生けられます」

◆2つ目はシンプルなガラスの花瓶を選ぼう

花のある暮らしに慣れてきたら、背の高い切り花を飾るのにも便利なラウンド型のシリンダーを選ぶといいのだとか。
「さまざまなシーンで活躍し、最も花を飾りやすいタイプの花瓶です。枝物を挿しても印象深く空間に映えますし、アジサイや芍薬など一輪でインパクトのある花は、一輪挿しにしても様になります。贈り物でいただいた花束なども形が崩れにくく飾りやすいですね。サイズも豊富なので、自分のライフスタイルに合わせた大きさのものを一つ持っておくと便利です」

花が長持ちする
お手入れ方法をチェック!

◆花の水換えは毎日行い、花瓶の中を清潔に保つ

切り花を長持ちさせる最大のポイントは、花瓶の水をキレイに保つことです。
「毎日1回、水を換えます。この時に花瓶の内側も洗います。さらに茎もやさしく洗い、水切りするだけで、持ちがグッと良くなります。また、水の温度が上がると雑菌が発生しやすくなるので、気温が上がる季節は朝と晩の1日2回行うのがベストです」

水切りとは、写真のように水中で茎を切り落とし、水を吸い上げる切り口の部分をキレイにすることです。
「水の中でカットすると、茎の切り口から空気の侵入を防ぐことで、水の吸い込みがよくなります。切り口は、斜めになるようにカットしてください。切り口の面積が大きい分、しっかり水を吸ってくれるようになります」
このほかにも、水中に雑菌を発生させないために生ける前に水に浸かる葉を取り除くこと、植物によって水の量を変えることも花を長持ちさせるポイントなのだそう。
「枝ものは、水をたくさん欲しがるのでたっぷりめに、球根植物は切り口が浸かる程度の水量でOKです。また、直射日光を避け、エアコンの風が直接当たらない場所に飾ることも大切です」

◆花瓶の除菌には台所用漂白剤を上手に使う

花を長持ちさせるためにも、雑菌が発生しやすい花瓶の中は毎日清潔に保ちたいもの。花瓶の除菌や、内側がぬるぬるしてきた時のヌメリ除去には、台所用漂白剤が使えます。手が入らない口のすぼまった花瓶のお手入れには、スプレータイプの台所用漂白剤が便利です。シュッとスプレーしたら除菌は2分、ヌメリ除去は5分ほど置き、流水で30秒以上流せばOK! ブラシでゴシゴシする必要がないので、手軽に花瓶のお手入れができます。

玄関先やキッチンカウンターなど、ちょっとしたところに花が生けてあるだけで、気持ちがなごみます。少しの手間で切り花の持ちが変わってくるので、ぜひ取り入れて、花のある暮らしを楽しんでみませんか。

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<プロフィール>
黒沼えいこさん
東京・世田谷の閑静な住宅街にある花屋「花子」を夫の黒沼康雄さんとともに営む。店頭での販売のほか、季節の花あしらいを提案するフラワーレッスンも行う。一児の母。

写真:

矢部ひとみ

ライター: