2021.02.05 Fri

家電のプロに聞く!この冬オススメの加湿器&効果的な使い方

空気が乾燥する季節、かつ換気をする機会が多い今、部屋の湿度は最適を保ちたいですよね。湿度を上げるには加湿器が最適ですが、どう選んで、どう効果的に使えばいいのでしょう? そこで家電プロレビュアーの石井和美さんにオススメの加湿器&正しい使い方をお聞きしました。加湿器を上手に使って、この冬のうるおい力を高めましょう。

加湿器には
どんな効果があるの?

「昔は石油ストーブにやかんをのせ、お湯を沸かし、加湿していましたが、現代のマンション生活では難しい。そんなときこそ、加湿器の出番です。加湿器を使うと、乾燥によるさまざまなトラブルを防ぐ効果があります」

効果1.
のどや鼻の粘膜の乾燥を防ぎます。風邪やインフルエンザの予防に役立ち、花粉症対策への効果も期待できます。

効果2.
パソコンによるドライアイ対策への効果も期待できます。

効果3.
乾燥が苦手な観葉植物も、空気中の湿度を保つことで、冬でも枯れにくくなります。

効果4.
ドアノブなどを触ったときに、パチッとする不快な静電気対策への効果も期待できます。

暮らしに合った
加湿器の選び方

「加湿器を選ぶ際に考慮しなければならないのは、部屋の構造と大きさです。加湿器には、マンションや木造といった構造ごとに、設置するのに最適な部屋の大きさ(畳数)があります。適応畳数より大きい部屋で使うと効果が低くなり、小さい部屋で使うと加湿しすぎて結露やカビの原因になります。オススメは、適湿温度になるとセンサーで運転を制御するタイプ。自動で快適な湿度が保てます」

加湿器の効果を高める
置き場所とは?

「加湿器は部屋の真ん中に置くのがベストですが、難しいのが実情。外気の影響を受けやすい窓や出入り口から離して置くのが効果的です。その際、エアコンの風が直接当たらないことを確認してください。加湿器にはセンサーが搭載されていますが、エアコンの風が当たることで誤作動を起こし、正しい湿度を計測できない場合があります。また、空気清浄機に近いと、加湿した空気を清浄機が吸い込み、フィルターがカビてしまう原因になるので、離して置くのがいいでしょう」

家電のプロが選ぶ
オススメの加湿器3選

「小さなお子さんや高齢のご家族がいる家庭にとって、とくに気になるのは衛生面。お手入れのしやすさにこだわったモデルが続々とラインナップされているので要チェックです」

■パワフルなのに静音&トレイのお手入れがラク

ダイニチ工業 HD-LX1020「石油ファンヒーターで名高い日本のメーカーが手がけた加湿器がコレ。快適な湿度に制御するセンサーつきで、タンク容量、加湿量ともにハイパワー。それでいて、使っていて気にならないほど静音性が高いのがポイント。また、水アカがついてしまいがちなトレイに使い捨てカバーをつけるという新発想で、お手入れの手間いらずなのも魅力です」

プレハブ洋室27畳まで/木造和室16畳まで
加湿量(標準運転モード時):960mL/h
タンク容量:7.0L
本体外形寸法:高さ405×幅390×奥行245(mm)

■電気ポットみたい! 蒸気で加湿するスチーム式

象印マホービン EE-DB50「見た目はまさに電気ポット。機能もそれを応用したもので、沸騰させたキレイな蒸気を、約65℃まで冷まして加湿するスチーム式です。給水タンクは、フィルターをなくしたフッ素加工の広口で、お手入れが簡単。『チャイルドロック』『転倒湯もれ防止構造』など、安全性も重視した設計なので、小さなお子さんのいるご家庭にオススメです」

プレハブ洋室13畳まで/木造和室8畳まで
加湿能力:480mL/h
タンク容量:4.0L
本体外形寸法:高さ365×幅240×奥行275(mm)

■コンパクトで省スペース。給水方法が選べるのも魅力

シャープ プラズマクラスター加湿器 HV-L75「日本の狭い住宅事情に対応するコンパクトさ! 給水方法は、上から注いでもよし、タンクを取り外してもよし、という便利な“どっちも給水“を採用。水と風が通るパーツは手軽に取り外せて、丸洗いOK。こまめにお手入れができるうえ、洗ったフィルターは温風乾燥機能を使って、清潔をキープできます」

プレハブ洋室21畳まで/木造和室12.5畳まで
加湿量(強):750mLh・(静音):200mL/h
タンク容量:約4.0L
本体外形寸法:高さ455×幅272×奥行220(mm)

最新の加湿器は、機能がぐんぐん進化していて、まさに、快適な生活を送るための必需品! 加湿器を効果的に使って、乾燥する季節を乗り切りましょう。

<プロフィール>
石井和美さん
家電プロレビュアー/フリーライター。家電プロレビュアー歴15年。白物家電や日用品の製品レビューを中心に、新聞、雑誌、WEB媒体や企業のオウンドメディアなどでも多数執筆中。家電をテストするための一戸建てのレビューハウス「家電ラボ」のオーナー。【HP】http://kaden-blog.net

ライター: