2019.11.22 Fri
冬に大活躍のあったか小物をお家で手軽にお洗濯

ニットキャップやストール、マフラーなど、身につけるアイテムの種類や素材が増えて、コーディネートのバリエーションが広がるこの季節。日常使いで汚れが気になった時に、自宅で簡単に洗えるテクニックをマスターすれば、冬のおしゃれがもっと楽しくなる!
意外と汚れやすい冬小物
ちゃんとケアしてる?
肌寒さを感じたらサッと身に付けられる冬のあったか小物。おしゃれが好きな伊藤さんも愛用しています。ところが、洗濯するのは1シーズンに1回程度。「特にストールは型くずれが心配で、汚れたらクリーニングにお願いすることが多いですね」とのこと。汗・皮脂やファンデーションなど日常生活での汚れが付きやすいものの、肝心のケアは後回しになりがちのようです。防寒におしゃれにヘビーローテーションで使うものだから、こまめにお洗濯をして、気持ちよく身に付けましょう。
冬小物をお家で洗濯する方法
~洗濯機を使って洗う~
1.洗濯表示をチェック
まずは、タグに記されている洗濯表示を確認。水洗い不可以外の表示なら、家庭でのお洗濯が可能です。
伊藤さんのニットキャップとマフラーは、手洗いの記号ですが、「おしゃれ着(ドライ)コース」などの、やさしく洗えるコースを選べば、洗濯機でも洗えます。
2.汚れが目立つ箇所には洗剤を塗っておく
かぶった時におでこにふれるニットキャップの内側や、手袋の指先など、目立つ汚れにはおしゃれ着用洗剤の原液を直接塗って、指でなじませておきます。
3.洗濯ネットに入れて洗う
他の衣類とからまって伸びたりしないよう、洗濯ネットに入れて洗います。洗濯ネットの大きさに合わせて、ぴったり入るようにたたみましょう。フリンジが付いたストールやマフラーは、フリンジが内側にくるようにたたむと、バラバラせず洗い上がりがキレイです。
4.洗濯機のおしゃれ着コースを選択
洗濯物を洗濯機に入れたら、おしゃれ着(ドライ)コースで洗います。よりふっくらと仕上げたいので、柔軟剤もセットします。レギンスやタイツなどニオイを抑えたいアイテムは酵素系漂白剤の使用がオススメです。
5.形を整えて干す
脱水が終わったらすぐに取り出して形を整えます。速く乾かしたいマフラーは、M字になるように物干し竿に掛け日陰で乾かします。
~手洗いをする~
1点だけ、ぱぱっと洗いたいときに、手洗いの方法を覚えておくと便利です。
1.30℃以下の水に適量のおしゃれ着用洗剤を溶かし、洗濯液をつくる。
2.水中で衣類を下に押して、沈めたり浮かせたりを20~30回ほど繰り返す。
3.洗濯機で軽く脱水をする。
4. 洗い桶にキレイな水をはり、沈めたり浮かせたりを繰り返し、すすぐ。
5.水を替えてもう一度すすぎをした後、洗濯機で軽く脱水。
6.脱水後はすぐに取り出し、伸びや型くずれを防ぐためにも、平干し専用ハンガー上に置いて陰干しをする。
実際にあったか小物のお洗濯をしてみた伊藤さんは、「失敗しないかと不安でしたが、型くずれや色落ちもなくて、思っていたよりも簡単でした!お天気が良い日の空いた時間にまとめて洗いたいですね。クリーニング代の節約にもなって、家計も助かりそうです」と、うれしい発見があったようです。
写真:
小嶋淑子
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