2020.12.11 Fri
意外と汚れている? 手袋の洗濯方法

冬の外出時に欠かせないアイテムといえば、マフラーや手袋。中でも手袋は、さまざまな場所に触れているため、目立たなくても想像以上に汚れが付着しています。また手のひらにかく汗は、嫌な臭いの原因にも。そこで手袋を清潔に保つために知っておきたい、家庭での洗濯方法を紹介します。
手袋の汚れやニオイ
気になりませんか?
手は毎日頻繁に洗うにもかかわらず、手袋を洗うのは1シーズンに数えるほど……そんな人が多いのではないでしょうか。でも実は意外と汚れているのが手袋。衛生面がとくに気になる今、こまめな洗濯は欠かせません。
手袋の洗濯表示をチェック
洗濯をする前に、手袋の洗濯表示を確認します。家庭で洗濯ができないものはクリーニング店にお願いしましょう。
素材別・手袋の洗濯方法
■ニットの手袋
ニットの手袋の洗濯には、おしゃれ着用洗剤『エマール』を使います。はじめに、とくに汚れがついた箇所や汚れやすい指先に『エマール』の原液を塗り、なじませておきます。
<洗濯機で洗う場合>
洗濯機で洗う場合は洗濯ネットに入れ、「おしゃれ着(ドライ)コース」で洗いましょう。『フレア フレグランス』などの柔軟剤を使うと、静電気や毛玉を防いでふっくら仕上がります。
<手洗いの場合>
やさしく沈めて
やさしく浮かせる
手洗いの場合は、洗濯桶で押し洗いをします。「沈める」「浮かせる」をやさしく繰り返しましょう。洗濯機で洗う場合と同様に『フレア フレグランス』などの柔軟剤を使うといいでしょう。
■本革の手袋
本革の手袋は洗えないので、汚れは乾いたタオルで拭き取ります。とくに汚れが気になる場合は、おしゃれ着用洗剤『エマール』を薄めた液に浸したタオルを固く絞り、汚れを拭き取りましょう。その後、キレイな水で絞ったタオルで2~3回拭いて洗剤分を取り、陰干しします。
*撥水加工などの表面加工がしてあるものであれば、おしゃれ着用洗剤で汚れが落とせます。水が染み込む場合、水拭きはしないでください。また色落ちしないか確かめてから行ってください。
型崩れしない手袋の干し方
手袋の型崩れを防ぐために、平干し用ハンガーやピンチハンガーなどの上に置いて干します。本革の手袋は十分に乾かしたのちに革用オイルなどを布に染み込ませ、なじませた後、薄く伸ばしながら塗りましょう。その後、から拭きすればツヤが戻ります。
冬の必需品、手袋。いつでも安心してキレイなものを身に着けるためにも、洗濯表示と素材に合った方法で、こまめな洗濯を心がけてみてください。
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写真:
伊藤大作
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