Q2:まな板は、しっかり洗って、しっかり乾燥させておけば、菌はいなくなるの?

A:×
よく洗って天日干しさせると、菌を減らすことはできますが、包丁でついた傷の部分には菌が残りやすいので対策が必要です。

食材が直接触れるまな板。使った後に洗ってしっかり乾かせば、清潔な状態なのだと思っていました。洗った直後は一見キレイになったまな板でも、菌がわずかに残ってしまうことが実は、問題なのだそう。生活シーンに潜む菌に詳しい、衛生微生物研究センターの李憲俊さんに取材して聞いてみました。

Q:まな板をよく洗っても、“菌”は残ってしまうの?

A:「まな板を洗剤で洗って、まな板置きに立てかけておくだけでは、菌はわずかに残っています。濡れている状態で通気性の悪い場所に置いておくと、30分以上経つと菌は2倍、4倍と、倍々で増えていってしまうのです。

洗った後、バルコニーなどで天日干しすると、わずかに残った菌の除菌に有効ではあるのですが、包丁の傷跡部分には日光が当たりづらく、奥に入り込んだ菌はなかなかとれません」。

まな板には、包丁でつけてしまった痕がたくさん。
ここに菌が入り込んでしまうのです。

Q:まな板にはどんな菌がいるの?

A:まな板には、日常生活にいるあらゆる菌がつく可能性があります。そのほとんどは病原性がない菌ですが、肉は大腸菌やサルモネラ菌など食中毒の原因になる菌を運ぶ可能性もありますし、魚もビブリオ菌という食中毒の原因の菌がいるかもしれません。

もし、そんな菌がついていた場合、まな板を水でざっと洗った後で野菜を切ったら危ない、というのは簡単に想像にできますよね。ですから、使うたびに洗剤で念入りに落とすのが基本です。また使用後は、しっかり除菌して乾かしたいですね」。

Q:まな板はどのように除菌したらいいの?

包丁によって細かな傷が無数についたまな板。どうやって除菌すればよいのでしょうか。除菌方法については、花王株式会社 ファブリック&ホームケア事業ユニットの山本理恵さんに聞いてみました。

A:まな板の除菌方法を1~3のステップで紹介します。

1.まな板をいつも清潔にするには、使ったらすぐに「キュキュット」などの食器用洗剤で肉や魚の汚れを落とし、よくすすぎます。

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2.包丁でついた傷に入り込んだ菌には、「キッチン泡ハイター」などのスプレータイプの台所用漂白剤で除菌します。スプレーして、木のまな板なら約2分、プラスチック製のものなら約30秒おいてから、流水で30秒以上洗い流します。

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3.水気を切って、十分乾燥させましょう。

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ライター感想

まな板はこまめに洗っても、しっかり乾燥させるところまではなかなか手が回っていませんでした。その間に残った菌が繁殖しているのだと知り、ショックです…。定期的に台所用漂白剤で除菌をして、安全な調理を心がけようと思いました。

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写真:Thinkstock / Getty Images

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