2020.01.10 Fri

マキさんのゆる家事[連載]第1回ラクするためにやめた家事

ワーキングマザーであるシンプルライフ研究家のマキさん。洗濯、料理など、家事のムダを徹底的に省いて、ゆとりを生み出す工夫をしています。家事が嫌いというマキさんが、やらないと決めた家事とは? 暮らしのムダを減らし、ラクになる秘策を聞きました。

家事のゴールを明確にしたら
省けることが見えてきた

「仕事や子育て8割、家事2割」という比重がマキさんの心地よい暮らし。そこで、2割の労力で家事をこなすために、家事のゴールを決めたそうです。「おいしいごはんが食べたい」「すっきりと片付いた部屋で過ごしたい」というゴールに最短距離で到着するために、やめたこととは?

1.買い物に
行くのをやめた

日々の食事の中でマキさんのゴールは「おいしいものを食べたい」ということ。メイン、副菜、汁物、ご飯というメニューをパターン化し、平日5日分で必要になる食材を宅配サービスで注文しています。「仕事を終えた後は、パパッと短時間で調理して、家族と食卓を囲むのが楽しみ。だから、自分が疲れてしまうような、平日の買い物はやめました」

2.朝食に手間を
かけるのをやめた

直火にかけられるお皿で家族分の4個の目玉焼きを焼き、一人はこのお皿のまま食べる。冷蔵庫に保存している茹で野菜かミニトマトなど、調理をせずにそのまま食べられる野菜と食パンというのが朝食の定番メニュー。わずか5分ほどで朝食準備は完了。「メニューを変えないことで、悩まずに流れ作業で進められます。フライパンなどの調理器具は使いません」

3.ソファとローテーブルを
置くのをやめた

家族4人で暮らすマキさんのご自宅は、59㎡の2LDK。限られた空間を広々と使うために、必要のない家具を置かないと決めたのは前のマンションに引越したとき。「ソファやローテーブルをやめたことで、ゴロンと横になってくつろげるし、おもちゃを広げて遊べるので子どもに好評です。ソファの下に落ちたおもちゃを苦労して拾う必要はないし、掃除のために家具をどかす煩わしさからも解放されました!」

4.ゴミ箱をたくさん
置くのをやめた

自宅の中央にあるキッチンの入り口に60Lサイズのゴミ箱を置き、燃えるゴミはすべてここに捨てるというルールに。「わが家はダイニングとリビングから一続きになった長方形の間取りで、このゴミ箱の位置は家族みんなにとって好アクセス。夫も娘たちも、不便に思ったことはないそうです。ゴミの日の朝に、各部屋のゴミを回収する煩わしさから解放されました」

5.洗濯物を
たたむのをやめた

洗濯の中で、たたむ工程は一番手間がかかります。たたむ作業から解放された今は、大幅な家事の時短につながったそう。「ハンガーにかかる衣類は、乾いたらそのままクローゼットにかけ、下着やパジャマ類など、シワの気にならないものは、仕分けした収納場所にふわっと二つ折にしながら入れていくだけ。場所が決まっているので、子どもたちが衣類を探して、身支度のときに収納場所をぐちゃぐちゃにすることもありません」

苦手な家事の洗い出しで
「やめる家事」を見つける

家事の負担を減らすコツは「やらなきゃ……」とネガティブに感じることや苦手なことをいかにやらずに済ませるか、そのための改善策を考えることだというマキさん。料理や掃除、洗濯の苦手な部分を洗い出したことが「やめる家事」に気づくきっかけになったそうです。ため息をつきながら行っている家事があれば、そこからメスを入れていきましょう!

<プロフィール>
マキさん
シンプルライフ研究家/7歳と11歳の女の子とご主人の4人暮らし。広告代理店でテレワークをするワーキングマザー。必要のないものを持たない、ムダな家事をしない暮らしを綴ったブログ「エコナセイカツ」が人気を博し、現在は「シンプルライフ研究家」として、雑誌の取材や講演会、著書の執筆やアパレルブランドとの商品コラボなど、幅広く活躍中。著書に『しない家事』(すばる舎)、『マキ流 やめていい家事』、『虫のいい家仕事』(いずれも宝島社)など、著書累計発行部数は23万部。
【HP】https://www.econaseikatsu.com

写真:

矢部ひとみ

ライター: