2020.01.17 Fri

本間朝子さんに教わる 家族が家事をしたくなるアイデア5

家族一人に偏りがちな家事負担。そこで、「家事分担は家庭を円満にするためのもの」と提唱する知的家事プロデューサーの本間朝子さんに、家族が家事をしたくなる5つのアイデアをお聞きし、共働きの夫婦と子ども2人の福地さん一家に実践してもらいました。

家事グッズは家族で選び、
みんなで一斉にスタート!

家事分担を始めたいなら、まずは家族がそれぞれ気に入ったアイテムを使うことでやる気をアップさせましょう。そして、週末にみんなで一斉に家事をする時間をつくるのがおすすめです。「平日は仕事や学校などで忙しいので、なかなか時間が取れません。でも、こうしてみんなで一緒に家事をすると手早く終わるし、やらされている感じもありません。何より楽しいのがいいですね」とママ。もし、個別にやってほしいことがある場合は、「◯時までにお願いね」というように、1〜2時間の余裕をもった具体的な時間制限を伝えてあげるといいでしょう。

一緒にやりながら教え、
声がけはアイメッセージで

教えていないことや伝えていないことができないのは当たり前です。相手を新入社員だと思って接することが、家族に家事をやってもらうためのコツといいます。自分自身のこだわりの方法があるなら、一緒にやりながら教えてあげましょう。その際には、ビジネスシーンでも注目の“アイ(I)メッセージ”の言葉がけを意識するのがポイント。「私はこうしてくれると嬉しい」という“私”を主語にした言い方にするとソフトに伝わり、相手のやる気もオンになりやすいでしょう。

肩書きをつけて
気分を盛り上げる

本間さんは子どもの頃、家族から「朝子秘書、〇〇お願いします!」と肩書きつきでお手伝いを頼まれ、楽しんでやった経験があるそう。そこで、福地家でも息子さんを「窓拭きのカリスマ」と呼び、気分を盛り上げます。息子さんは照れながらも「じょうずでしょ!」と嬉しそう。そして、窓拭きはどんどんはかどり、あっという間にピカピカになりました。

1つだけをお願いせず、
選択肢から選んでもらう

家族にお願いしたい家事がある場合は、1つだけでなく選択肢の中から選んでもらうのがポイントです。そうすることで、家事が自分で選んだという前向きで主導権のあるものになるそう。また、家事の不慣れなパパの入門には、排水口の掃除やフィルター掃除、掃除機のメンテナンスなど、テクニックが不要なものを選択肢に入れましょう。そこでこの日、パパはフィルター掃除と掃除機のメンテナンスの2択からフィルター掃除をチョイス。「ホコリが取れてキレイになるのが目に見えて分かって、やりがいがありますね」と大満足。

家族のやる気を高めるには
分担表やアプリ、音楽を活用

家事分担の表やアプリを使って、達成感を感じられる仕掛けやゲーム感覚で家事分担を楽しむのもいいでしょう。さっそく、ママはマグネットボードを使って手作りのお手伝い表を用意。子どもたちも「床の掃除は終わったよね!」「僕は窓掃除をキレイにできた!」と競い合うようにお手伝いを進めます。また、音楽をかけるのも家事がはかどる秘訣で、本間さんのおすすめは運動会の定番“天国と地獄”。リズムに合わせてテンポよく片付けなどができる上、みんなのやる気もメキメキとアップします。

本間さんが言うように、家事分担はあくまでも家庭生活を楽しく円満にするためのものです。福地さん夫婦も、「お互いへの声のかけ方を少し工夫したり思いやったりするだけで、家族みんなが前向きな気持ちになって協力しあえるんですね」と、家事分担以上の成果を感じることができたようです。あなたもぜひ家事分担、そして家庭円満を目指して実践してみませんか。

<プロフィール>
本間朝子さん
知的家事プロデューサー。仕事と家事の両立に苦労した経験から、時間と無駄な労力を省く家事メソッド「知的家事」を考案。「時間がない」「家事が大変」と嘆く多くの主婦の悩みを解決している。また、毎月無料で「時短家事セミナー」を自主開催。TVや雑誌、WEBなどメディアでも幅広く活躍中。著書に『ゼロ家事』(大和書房)、『本間式 置くだけ片づけ』(エクスナレッジ)、『写真でわかる!家事の手間を9割減らせる部屋づくり』(青春出版社)、『名もなき家事を楽しく減らす法』『「片づく仕組み」のつくり方』(三笠書房)、『ムダ家事が消える生活』(サンクチュアリ出版)、他多数。 オフィシャルサイト: http://honma-asako.com Amebaブログ: http://ameblo.jp/titeki-kaji facebook: https://www.facebook.com/asako.honma

写真:

伊藤大作

ライター: