2020.03.20 Fri

マキさんのゆる家事[連載]第5回 代用してお金もスペースも節約

ものが増えると、管理する手間が増えたり、使うときに探したりと、手間がかかります。そこでマキさんが行き着いたのが、手持ちのもので代用すること。その結果、ものに振り回されることがなくなり、コストが減りました。そんなマキさんの、代用テクともの選びの方法をチェック!

1.道具はマルチに
使えるものをセレクト

調理器具は、気づくと増えてしまうものの一つ。しかも大きなものが多く収納場所を取るので、ひとつの道具にいくつもの役割を任せることで、大幅なスペースの節約に。
「複数持っていても私は使いこなせないし、どれを使うか迷うのも面倒。そこで、たまにしか使わないものは手放し、多用途で使えてより便利なものを探し続けた結果、今の形になりました」
お店でひと目ぼれした後も、じっくり調べ、熟考の上購入したというフライパンは、炒めたり焼いたりするだけでなく、蒸したり揚げたりと、7役もこなすそう。

2.片手鍋は
ボウルとしても使う

マキさんに「鍋は煮込むだけのもの」という概念はありません。鍋でサラダを和えたり、調理してそのまま食卓に出したりすることも。「このお鍋は溝もなく洗うのが簡単で、4人家族にはちょうどいいサイズ感が気に入っています。いろいろな使い方をするなら、シンプルなデザインのお鍋を選ぶのがオススメです」

3.カーテンはシーツで代用

光の入り具合が絶妙な、ダイニングテーブル横のカーテン。実は薄手のリネン生地のシーツなのだとか。「カーテンは高いじゃないですか。今後引っ越しをする可能性が高いので、この窓でしか使えないカーテンをわざわざオーダーするのはもったいないと思ったんです」

レールに引っ掛けられるフック付きのピンチで挟んで留めています。「シーツなので、洗濯機でじゃぶじゃぶ洗えるのもいいですね。洗った後は、そのまま元の場所に吊るしておけば、いつの間にか乾いているので、本当にラクです」

4.手拭き用タオルを
1日の終わりにバスマットに

マキさんはバスマットを持ちません。その代わり、1日手拭きとして使った洗面所のタオルをバスマットに使用して洗濯しています。「素材は、乾きやすく乾いたときにパリッとしてたたみやすいリネン。色は洗面所にしっくりくる白を選びました。面倒なので、漂白はしません(笑)」

この方法により、洗濯物が減ったうえに、厚手で乾きにくい素材のものが多いバスマットを洗濯するストレスから解放されました。

5.空き瓶やグラスを花瓶に

暮らしを見直してからゆとりが生まれ、草花を飾る楽しみを持つようになったマキさん。ところが花瓶は重ねてしまうことができないので、場所を取ります。そこでマキさんは、空き瓶やグラスで代用。キッチンや洗面所に飾るのは、「水道が近いところでないと水を換えないから」ということですが、お皿を洗ったり、歯を磨いたりしながら視線を落とすとそこに花があるだけで、清らかな気持ちになれそうです。

マキさんの道具使いを見ていると、1つの道具にこれほどの用途があるものかと驚かされます。ものをたくさん増やす前に、今あるもので代用してみることで、家事も暮らしもグッとラクになるかもしれません。

<プロフィール>
マキさん
シンプルライフ研究家/7歳と11歳の女の子とご主人の4人暮らし。広告代理店でテレワークをするワーキングマザー。必要のないものを持たない、ムダな家事をしない暮らしを綴ったブログ「エコナセイカツ」が人気を博し、現在は「シンプルライフ研究家」として、雑誌の取材や講演会、著書の執筆やアパレルブランドとの商品コラボなど、幅広く活躍中。著書に『しない家事』(すばる舎)、『マキ流 やめていい家事』、『虫のいい家仕事』(いずれも宝島社)など、著書累計発行部数は23万部。
【HP】https://www.econaseikatsu.com

写真:

矢部ひとみ

ライター: