2020.10.16 Fri

家事貯金研究家は日々の“掃除貯金”で年末大掃除を回避!

家事貯金研究家の河内さん

家事貯金研究家の河内さんが、築6年になるお家をキレイに保つ秘訣は、“掃除貯金“。きっかけは、忙しい年末の大掃除を回避するためでした。たとえば、汚れを溜めずに予防する“ちょこっと掃除“を習慣づけたり、ファブリックの汚れやほこり取りはまとめてではなく、年間計画に基づき季節ごとに行ったり。ほんの少しの先取りで、年末の大掃除の大幅カットに成功しています。

手強い油汚れを予防して、
掃除の手間を減らすテク

◆油を使う料理は、壁から遠いコンロで行う

コンロの油はね予防

落とすのが大変な油汚れは未然に防ぐのが、河内さん流“掃除貯金“です。揚げ物や炒め物をするときは、壁から離れた右側のコンロを使い、鍋の周りをガードで囲んだ、このスタイル。
「わが家では、“油を使う調理は、壁から遠い右側のコンロ“が絶対ルール。油の飛び散りを最少限に抑えるために、セリアの『クックガード』も欠かせません。油はね予防を徹底し、コンロも壁一面のガラスタイルも、掃除の手間を減らしています」

◆魚焼きグリルには「コーヒーかす」

魚焼きグリルにコーヒーかす

愛飲するコーヒーをドリップしたときに残る、コーヒーかすを有効活用できないかと考えていた河内さん。脱臭効果を見込んで、試しに、魚焼きグリルの受け皿に敷いてみたら、意外にも“掃除貯金“になりました。
「魚の臭い消し狙いだったんですが、コーヒーかすには脂を吸収する効果もあったんです。グリルを使ったあとは、かすは新聞紙に包んでゴミ箱へ。受け皿に脂汚れがつかないので、手早く洗えるようになりました」

掃除道具を近くに置いて、
いつでも“ちょこっと掃除“

洗面所の掃除

河内さんの動きを見ていて、気づいたことがひとつ。洗面所やトイレは、使うたびに“ちょこっと掃除“を欠かしません。ときには、歯磨きしながら、空いた左手で洗面ボウルを掃除することも。
「わが家の水回りには、手がすぐ届くところにスポンジや布巾などの掃除道具を常備しています。洗面所やトイレを使うたびに、こまめな“掃除貯金“をしておけば、掃除の負担がぐっと減ります」

風呂ふたや洗面器をなくし
お風呂は出たらすぐ洗う

お風呂掃除道具の収納

カビひとつないキレイな浴室も、毎日の“掃除貯金“の賜物。よく見ると、お風呂では定番の、浴槽のふた、洗面器や手桶も見当たりません。
「毎日、家族が同じ時間帯に入浴するようにしています。次の人が入るまでの保温の必要がないので、わが家には浴槽のふたがありません。なおかつ、洗面器と手桶は、掃除が面倒なので思い切って省きました。掃除道具は床置きせず、壁に掛けて収納していますが、水切れがよく、ぬめりやカビも防げて衛生的です! また最後に入浴した人が、入浴後すぐにお湯を抜いて掃除をする習慣など、汚れをためない工夫をしています」

年末の大掃除を割り振った
年間計画で師走は慌てない

おレンジフードの掃除

掃除は得意じゃないという河内さんが、とくに苦手とするのが、年末の大掃除。その項目を一年に割り振った年間計画は、大きな“掃除貯金“です。
「シロッコファンの掃除は、わが家の場合は2ヵ月に1回。それ以上空けると、油汚れがひどくなり、洗浄するのがひと苦労だからです。ほかにも、洗濯機やエアコン室外機の掃除は2カ月に1回、窓や網戸掃除は4ヵ月に1回など、自分のペースで貯金しておくと、大掃除シーズンは気持ちに余裕を持って過ごせます」

窓ガラス掃除
時間をかけずにキレイになる!窓ガラス掃除のテクニック

毎日積み重ねる“ちょこっと掃除“と、大掃除の項目を一年に割り振った年間計画で、先取り掃除をして、河内さんはがっちり“掃除貯金“。大好きな北欧インテリアでまとめたお気に入りの家をキレイに保ち、貯めた時間で日々の暮らしを楽しんでいました。先を見越した予防的な掃除テクニックは、なるほどの連続! 掃除が得意じゃなくても、ほんの少しの工夫でできる“掃除貯金“、今日からはじめてみませんか?

<プロフィール>
河内智美さん
家事貯金研究家。日々の工夫や時短ワザをつづったブログ「10年後も好きな家」(10nengomosukinaie.blog.jp/)をライブドア公式ブロガーとして運営中。著書に『明日の私を助ける家事貯金』(KADOKAWA)がある。

撮影:

鈴木忍

ライター: