2021.03.26 Fri

いまどき夫婦の家事シェア 第1回 2人で毎日在宅勤務編

夫婦間の家事シェアを紹介する連載の1回目は、小学5年と2年の男子を育てる相馬夫妻。夫は外資系アパレル会社の本社勤務で、現在は月3回ほどの出社以外は在宅。妻はPCでの事務作業を自宅でしているため、ほぼ毎日夫婦ともに在宅。いつもの家事スタイルをのぞかせてもらいました。

ダブル在宅勤務をスムーズに
こなす相馬家のコツ

「以前は子ども達よりも先に出社し、寝てから帰宅していた夫が毎日家にいるようになり、私にも自分の時間が増えました」と話す妻。家にいる時間が増えたことで、育児や家事の見える化ができるようになり、夫の協力度もアップ。スムーズにいかないことは随時話し合い、軌道修正を重ねた家事シェアの極意を教えてもらいました。

家事シェアの極意1
タスクはジャンル別にこなす

「朝が強い夫は、早起きをして朝食の準備をしてくれるので、キッチンでの作業に集中できるよう、連絡帳のチェックなど、子ども関連のことは私が担当。『料理×子どもの相手』など、ジャンルの違う2つの作業を1人でやるとイライラしがちなので、そこは担当分けをしてこなすのがポイント」

家事シェアの極意2
簡単な家事は同時に行う

「夫は床掃除をしながら部屋の片づけをしたり、私は洗濯物をたたみながら息子の音読を聞いたり、簡単にできる家事や育児はなるべく2作業を同時進行。洗濯機を回している間にキッチンの片づけをするなど、家事時間をまとめることにより、仕事時間をなるべく確保できるように工夫」

家事シェアの極意3
感謝をし、文句を言わない

「洗い物や洗濯など、自分のこだわりが出がちな家事は、気になるところがあっても、やってくれないよりはマシ!と切り替えて、お互いに文句は言いません。やってくれたことに関しては『ありがとう』とだけ伝えて、どうしても気に入らないところがあれば気づかれないよう直すことも(笑)」

家事シェアの極意4
相手の様子を見守る

「家にいる時間が増えたことで、『仕事が大変そう』『この時間は人手が必要』など、口で言わなくても肌で感じることができるようになりました。相手の仕事が大変そうなときは、家事や育児の負担がかからないよう気を遣っていると、余裕ができたときにその分頑張ってくれることも」

家事シェアの極意5
ひとり時間を大事にする

「サーフィンが趣味の夫は日曜早朝から一人で海へ。すると、行かせてもらったから帰ったら掃除しよう、子どもと遊ぼうという意識が高まっているように感じます。私は今まで時間を気にしながら行っていた買い出しや友人とのランチも、夫がいることで気楽にできるように。ひとり時間を持つことでリフレッシュでき、家事効率が向上」

家事シェアの極意6
「母がいなかったら」を想定

「『もし、お母さんがいなかったら』というのは、最近家族の中でよく出るキーワード。これは料理にも片付けにも掃除にも共通していて、夫だけでなく、子どもも巻き込んでどんどん家事をシェア。家族が把握できる収納にしたり、1回10円のお小遣いを子どもにあげたりしています」

「夫の仕事も私の家事もいくら『大変』と伝えても、現場を見ていないとそこまで理解できていなかったものが、実際に見えるようになって大変さを痛感。その点では在宅勤務に感謝しています」。仕事も家事も育児も大変なことは事実。家族が笑顔になれるよう、その家族ならではのやり方を見つけていけたらいいですね。

写真:

廣江雅美

ライター: