靴下:泥汚れ・ニオイを落とす洗濯方法
靴下の汚れは、泥汚れに汗や皮脂、垢などの混ざったもので、体重がかかることで踏み固められ、落ちにくい状態になっています。事前にもみ洗いやつけおき洗いを行ってから、洗濯しましょう。
洗濯前の確認事項
洗濯機の設定
コース設定
衣類の洗濯表示で、家庭洗濯のやり方を示すの記号を確認して、洗濯機のコースを設定しましょう。
の記号の中に記載された数字は、洗濯液の液温の上限です。
標準コース (おまかせ) | おしゃれ着コース (ドライ) | 家庭洗濯 NG |
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※コースの名称と内容は、洗濯機の機種によって異なりますので、洗濯機の取扱説明書を確認しましょう。
使用洗剤の決定
使用する洗剤は、洗濯表示や、記号の近くに記載される「中性洗剤使用」などの言葉、衣類の色を確認し、決定しましょう。
おしゃれ着用 洗剤 | 一般洗濯用洗剤 [蛍光剤無配合] | 一般洗濯用洗剤 [蛍光剤配合] | |
おしゃれ着コースで洗濯 | ● | ||
---|---|---|---|
「中性洗剤使用」の記載がある | ● | ||
「中性洗剤使用」の記載がなく、 きなり・淡色の衣類 | ○ | ● | |
上記以外 | ○ | ○ | ● |
衣料用漂白剤使用の検討
酸素系漂白剤は、や
の洗濯表示が付いていない、すべての衣類で使用可能です。酸素系漂白剤をいつもの洗濯にプラスすると、洗浄効果や消臭効果が増し、汚れやニオイをすっきり落とせます。近年の酸素系漂白剤には抗菌成分が配合されており、繰り返し洗濯することでニオイの発生を防ぐ効果もあります。
泥がついている場合
できるだけ、乾く前に洗う
泥が乾く前
土汚れは乾いてしまうと落ちにくくなるため、乾かないうちに洗濯するか、すぐに洗えない場合は洗剤液に浸けこんでおきましょう。
泥が乾いた後
洗濯した際に、他の洗濯物を汚してしまうのを避けるため、手ではらったりもんだりし、なるべく取り除いてから洗濯します。
ガンコな汚れの場合
ガンコな汚れは、もみ洗いをする方法と、高濃度の洗剤液でつけおきする、もみ洗い不要の洗い方があります。時間や汚れ具合によって合う洗い方を選びましょう。
方法① 洗濯前に、もみ洗い
部分洗い用洗剤か、使用する液体洗剤を塗布し、洗い桶の中で汚れている部分をもみ洗いしてから洗濯します。
方法② 洗濯前に、つけおき洗い
高濃度の洗剤液につけこむつけおき洗いをすれば もみ洗いをする手間が不要で、手軽によりキレイになります。ガンコな汚れには、漂白剤入りの洗濯用洗剤を使ったつけおき洗いがおすすめです。
※洗濯表示にの記号がついている場合、漂白剤入りの洗濯用洗剤は使用できません。
高濃度つけおき洗いの手順
- 洗い桶にぬるま湯を張る
- 漂白剤入りの洗濯用洗剤を、使用量の目安の6倍程度の濃さに溶かす
- 靴下を入れ、色柄物なら2~3時間(最大8時間)、白物なら一晩ほどつけおき洗いをする
※金属類(ファスナー、フックなどの留め具)がついた靴下は、つけおき時間を1時間以内にしてください。
- つけおきが終わったら取り出して、他の洗濯物と一緒に洗濯
干し方
ピンチハンガーでつり干し
ゴム部分を上にして、ピンチハンガーでつり干しします。
衣類の洗濯表示に・
・
・
の記号が付いている場合は、陰干しをして、紫外線による色あせを防ぎましょう。