カーテン・レースカーテン:洗濯方法
湿度が高い梅雨~夏や、結露しやすい冬は、カーテンが湿りやすく、そこに汚れがあるとカビが生えやすくなります。漂白剤やつけおきコースを活用し、定期的に洗濯して汚れを落としましょう。
洗濯前の確認事項
洗濯機の設定
コース設定
衣類の洗濯表示で、家庭洗濯のやり方を示すの記号を確認して、洗濯機のコースを設定しましょう。
の記号の中に記載された数字は、洗濯液の液温の上限です。
標準コース (おまかせ) | おしゃれ着コース (ドライ) | 家庭洗濯 NG |
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※コースの名称と内容は、洗濯機の機種によって異なりますので、洗濯機の取扱説明書を確認しましょう。
黒ずみや全体の汚れがある場合
しつこい汚れには、「つけおきコース」が効果的です。「つけおきコース」がない場合は、通常のコースで洗濯し、洗濯物全体が水にひたったところで一時停止します。30分ほど置いたら、再スタートして通常通り洗濯しましょう。汚れがひどい場合は、洗濯液をかえて2度洗いしましょう。
脱水の設定
衣類の洗濯表示で、乾燥のやり方を示すの記号の中心に二重線が記載されている(
・
・
・
)場合、「脱水なし」に設定しましょう。
使用洗剤の決定
使用する洗剤は、洗濯表示や、記号の近くに記載される「中性洗剤使用」などの言葉、カーテンの色を確認し、決定しましょう。
おしゃれ着用 洗剤 | 一般洗濯用洗剤 [蛍光剤無配合] | 一般洗濯用洗剤 [蛍光剤配合] | |
おしゃれ着コースで洗濯 | ● | ||
---|---|---|---|
「中性洗剤使用」の記載がある | ● | ||
「中性洗剤使用」の記載がなく、 きなり・淡色のカーテン | ○ | ● | |
上記以外 | ○ | ○ | ● |
柔軟剤・衣料用漂白剤使用の検討
必要に応じて、洗剤にプラスし、柔軟剤や衣料用漂白剤を使って洗濯しましょう。
柔軟剤
柔軟剤は、の洗濯表示が付いていない、すべての衣類で使用可能です。柔軟剤を使うことで、静電気や毛玉・毛羽立ちを防ぎ、しなやかに仕上がります。
衣料用漂白剤
酸素系漂白剤は、や
の洗濯表示が付いていない、すべての衣類で使用可能です。酸素系漂白剤をいつもの洗濯にプラスすると、洗浄効果や消臭効果が増し、汚れもニオイもスッキリ落とせます。気になるシミや黒ずみがある場合、使用しましょう。
洗濯前の準備
汚れ具合をチェック
レールにかかった状態で、カーテン全体の汚れ具合をチェックします。特に汚れやすいすそやひだの部分は、しっかり確認しましょう。
フックを外す
フックを外し、外でホコリをはらいます。カーテンレールや網戸、窓が汚れている場合は、せっかく洗ったカーテンに汚れがつかないよう、洗濯が終わるまでの間に掃除しておきましょう。
洗濯機を使った洗い方
汚れ・シミの前処理
汚れがひどい部分には、使用する洗濯用洗剤の原液を汚れに塗布し、指でなじませておきましょう。目立つシミがある場合には、酸素系漂白剤をシミの部分に塗布し、すぐ洗濯します。
※洗濯表示にの記号がついている場合、漂白剤は使用できません。
洗濯ネットに入れて洗う
洗濯ネットのサイズにあわせ、タテ・ヨコの順に屏風だたみします。汚れのひどい部分がなるべく外側にくるようにたたみましょう。
洗濯シワを防ぐため、洗濯ネットに入れ、「洗剤」と、「柔軟剤」や「衣料用漂白剤」をセットし、洗濯します。
干し方
たたいてシワを伸ばす
洗濯が終わったらすぐに取り出します。軽く振りさばいて大きなシワを伸ばした後、タテヨコの順に折りたたみ、手のひらでパンパンとたたいて細かいシワを伸ばしましょう。
カーテンレールにかけて干す
レール幅いっぱいにカーテンを広げ、生地を軽く引っ張りながらシワを伸ばし、形を整えて干しましょう。
速く乾かしたい時は、窓を少し開けて通気を良くするか、エアコンの除湿機能を使います。