洗濯前の準備:ひどい汚れ・シミの前処理
ひどい汚れやシミの部分には、洗濯前に前処理をしておくと汚れ落ちが違います。汚れの種類毎に、効果的な前処理の方法を確認しましょう。
※衣類の洗濯表示にの記号がついている場合、家庭では洗濯できません。前処理の前にご確認ください。
部分的な汚れの前処理
えり・そでの汚れ
スプレーまたは液体タイプの洗濯用洗剤を、汚れに直接塗ってなじませ、すぐに洗濯します。汚れがひどいときは、塗った後に軽くもみ洗いをしてから洗濯をしましょう。
食べこぼし
ティッシュや乾いた布で、あらかじめ汚れの油分をふき取っておきます。スプレーまたは液体タイプの酸素系漂白剤を汚れに直接塗り、すぐに洗濯用洗剤を使って洗濯しましょう。
※洗濯表示にの記号が付いている場合、漂白剤を使用できません。代わりに、洗濯用洗剤を直接塗ってから洗濯しましょう。
泥汚れ
衣類が乾いている場合は、はたいたりもんだりして、表面の土をなるべく取り除いておきます。汚れに液体タイプの洗濯用洗剤の原液を直接塗って、軽くもみ洗いをしてから洗濯しましょう。
全体的な汚れの前処理
黄ばみ・くすみ
洗濯しても落としきれなかった皮脂汚れが、空気中の酸素によって酸化され、黄色く変化することがあります。こうした時間のたった汚れは、酸素系漂白剤を使い、つけおきをしましょう。
※衣類の洗濯表示にの記号がついている場合、酸素系漂白剤を使用できません。事前にご確認ください。
洗濯機につけおきコースがある場合
- 普段の洗濯と同じ量の洗濯用洗剤・液体タイプの酸素系漂白剤を投入
- 「つけおきコース」を選択し、洗濯機におまかせ
洗濯機につけおきコースがない/他の洗濯物も洗濯したい場合
- 普段の洗濯と同じ量の洗濯用洗剤・液体タイプの酸素系漂白剤を投入
- 低めの水位で、「洗い」のみにセット
- 洗った後、2時間を限度としてそのままつけおき
- 他の洗濯物も加え、いつものコースを選んで洗濯
つけおき濃度は濃い目が効果的。タテ型洗濯機であれば低水位に設定しましょう。