洗濯物の干し方:シワや型くずれを防ぐコツ
洗濯シワや型くずれ、色あせを防ぐには、干す時のひと手間や、衣類に合わせた干し方が重要です。ポイントを押さえて、仕上がりを良くしましょう。
干す時のひと手間
シワを伸ばし、形を整えてから干すことで、仕上がりに大きく差が出ます。
シワを防ぐ方法
- 脱水が終わったら、衣類をすぐに取り出す
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軽く振りさばいて、大きなシワを伸ばす
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4つ折りくらいにたたみ、手のひらでパンパンとたたいて細かいシワを伸ばす
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シワが目立ちやすい部分(襟や縫い目)を引っ張って伸ばし、形を整えてから干す
センタープレスがあるパンツ類は、折り目に沿ってたたみ、引っ張りながら伸ばしましょう。
衣類に合わせた干し方
干し方は、洗濯表示で確認
どのような干し方をしたら良いのかは、衣類の洗濯表示のの記号で表されています。干す前に確認しましょう。
洗濯表示の記号の意味
つり干し
- つり干しをする衣類は、
の中心に、縦棒が記載されています。
つり干しをする衣類は、
の中心に、縦棒が記載されています。
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の記号がついている場合、ハンガーにかけるか、ピンチハンガーなどでつるして干しましょう。
ハンガー干しをする際は、衣類のサイズに合ったハンガーを選んで型くずれを防ぎましょう。
平干し
- 平干しをする衣類は、
の中心に、横棒が記載されています。
平干しをする衣類は、
の中心に、横棒が記載されています。
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の記号がついている場合、型くずれを防ぐために、平干し用ハンガーやピンチハンガーの上に置いて干しましょう。
濡れ干し
洗濯機による脱水や手でねじり絞りをしないで干す(濡れ干し)衣類は、の中心に二重線が記載されています。
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の記号が付いている場合、脱水せずに干しましょう。水が垂れて干す場所がない場合は、タオルで挟んで軽く押さえ、したたらない程度に水分を取ってから干しましょう。
陰干し
- 日陰で干す衣類は、
の左上に、ひさしや屋根を意味する斜線が記載されています。
日陰で干す衣類は、
の左上に、ひさしや屋根を意味する斜線が記載されています。
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の記号が付いている場合、陰干しをして、紫外線による色あせを防ぎましょう。
日陰で干す場所がない場合は、まわりをタオルなどで囲って直射日光を遮ると良いでしょう。